本来、暴力は恐ろしく辛いものです。
しかし、世の女性の中には
「いじめられたい」
「DVみたいにされたい」
と思う方もいらっしゃいますよね。
一体何がそのような衝動に駆り立てるのか、心理学をもとに解き明かしていきましょう。
誰にも言えないあなたの悩み聞かせてください。
私はおかしい?DVされたい心理
女性
「人格否定するくらいの罵りを受けたいと思ってます」
DVされたい女性は時折こんな言葉を発します。
一体何が彼女たちをそんな風にしてしまうのでしょうか。
ココがポイント
- マゾヒズムな性癖
- 愛情を感じたくて
- 洗脳されている
マゾヒズムな性癖
「エッチは激しいのがいい」
「罵ってほしい」
これだけならSMプレイが好きな女子です。
けれどその根底にあるのは、
「彼にとっての特別は私だけ」
「誰よりも愛されてるのは私」
という、一種の独占欲と彼の元カノたちへの優越感なのです。
しばらく忘れることにします
違う世界で生きてます
接点はありません
関係ありませんそういえば急にこないだ遊んだ人の元カノに会いたくなった。元カノが私の友達だったから?
それともあなたの元彼と楽しいことしたんだよって優越感を感じるため?
それなら私は自分がすごいと思う— かのん (@kanonnet) December 15, 2010
本来なら、暴力的なふるまいはタブーで、大切な彼女にするはずがありません。
ただ、
「今までの彼の女達の誰よりも愛されていることを確かめたい」
そんな思いが、普段誰にもすべきでない暴力を受けたい衝動を生むのです。
愛情を感じたくて
女性
「殴るのは彼の愛情なんです。わたしを思っていてくれるから。」
DV被害者の多くは、その理不尽な暴力を愛情だと語ります。
DV=愛情表現
なわけです。
あざ作りたかったから腕噛んでもらったんだけど、DVみたいでうれしい。目に見えない愛より目に見える傷で愛を感じる pic.twitter.com/J5oU0ELVsd
— はむちゃん (@sugako_lxl) June 8, 2019
一般的な考え方ならば、
「おかしい」
と思ってしまいますよね。
しかし、彼女らは愛情に飢えています。
だから、
「愛されている」
その実感がほしいために、彼の暴力を受け入れる、そんな傾向がDVを受けたい女性にはあります。
洗脳されている
DVにはサイクル性があります。
「なんで俺の言うことが聞けないんだよ!」
とどなり、殴りかかる彼もある時期には穏やかですごくできた彼氏になる瞬間があるのです。
殴る→優しくなる→殴る
のサイクルが、DV被害者にとってまさに洗脳される状況を生み、
「殴られるのは彼が私を愛してくれる前触れ」
とパブロフの犬よろしく条件反射してしまうのです。
パワハラはモラハラとDVがセットになる事が多い。
元旦那もはじめは凄く優しい良い人だったよ。
DVには蜜月というか、ひどい事した後「あなたのため」とか言って超優しくなる。
自分は悪くないあなたが悪いと洗脳します。洗脳されない様に確認してね。
— 黒猫だらけ (@M7KN6v0XFOnt6uZ) August 2, 2020
どんな人がなりやすい?DVされやすい系女子とは
ココがポイント
- ネガティブ思考な女性
- 「お願い」の言葉に弱い女性
- Sっぽく見られやすいが実際は真逆な女性
ネガティブ思考な女性
「私が悪いからきっと彼は私を叱るんだわ」
そんなふうに自己否定的な女性は、DVを助長し彼の暴力を許してしまいます。
周囲の人間が判断すれば
「100%男が悪い!」
と言われることにさえ、彼女らは冷静に判断できません。
その結果、
「私がいけない」
と落ち込むのです。
なんか、私こんな自分嫌だ。死にたいっていうか殺したくなっちゃう。DV糞元彼がうっかり私を殺しかけてたのも、私がこんなゴミ屑だからなんじゃない?って思う時ある。なんか、全部私が悪いんじゃない?って。
— 42 (@asdfghjkl_836) August 7, 2020
また、そんな女性は、
「彼以外が私なんかと付き合ってくれれるわけがない」
と世の中にいる男は彼だけと思い込みがちです。
愛情に飢えている彼女らは
「一人ぼっちの寂しさ」
に耐えられません。
そのため、誰からも愛されないかもしれない不安よりも理不尽な暴力という恐怖を受け入れるのです。
@oneeyedorgon さみしいです、さみしいです。いや、恋人いないので(笑) 躁鬱がたまに出るので…さみしいです、淋しいです…。
— 紅 (@__CxS__) July 4, 2013
さらに、彼女らは
「痛いのはいや」
と主張することもありません。
そのため、DV男性からすれば
「俺の言う事なら何でも聞く」
都合のいいおもちゃとなってしまいます。
反論できないからって他人の容姿を貶しめてマウント取ろうとするの実質上の敗北宣言に見えますし、人として恥ずかしい行為だからやめたほうがいいですよ。
— ㋚ (@Yl5FkYZiIuCtWpf) August 3, 2020
「お願い」の言葉に弱い女性
「頼られると弱い」
そんな面倒見のいいタイプの女性は情にほだされて、彼との関係をズルズル続けてしまいます。
クズ男は、ATM兼オナホな女の子が好きなんやね
— ミクロン® (@t75227366) January 9, 2020
男性からすれば
「セックスできる家政婦でATM」
くらいの認識しかありません。
恋人に誠実でいよう
彼の生活を助けてあげなくちゃ
そう考える女性がDV傾向の男性と付き合えば、暴力を受けるまでそう時間はかからないのです。
https://twitter.com/paopao_orbea/status/1289122086594650118?s=20
Sっぽく見られやすいが実際は真逆な女性
女性
「周りからはSっぽいってよく言われます。でも、エッチのときとか人格全否定するようなこと言ってほしいし、首締めてほしい」
いつもは高圧的でリーダー格然と振る舞っていても
「本当の私は違う」
と無意識に思っている女性は、本当の自分を認めてほしくて恋人に特別な愛情がほしいと思うようになります。
私ドMだし好きな人には
何でもしてあげちゃうし
DVだって耐えちゃうし
機嫌だって伺っちゃうし
連絡も光の速さで返すし
めちゃくちゃ尽くすから
素晴らしい光り輝くクズ男を
作ってしまいがちなんだけど
冷めるとそいつに対して
生理的に受け付けなくなるし
ぶっ殺したくなるし
不幸になれよって— ピルクル (@yanakotta_nemui) July 30, 2020
乱暴に言ってしまえば、
「Sっぽく見られるけど、ちがうもん。あなたなら私を認めて受け入れてくれるでしょ。」
と無意識に思ってしまう女性が、彼に暴力を振られたいと考えます。
本当はいや!DV被害から逃げるには?
「愛情は感じたいけど、別に痛いのが好きなわけじゃない」
そんなあなたは恋愛依存なせいで、DVを受け入れている状態です。
痛みと愛情は関係しません。
彼の愛はあなたへの暴力にあるわけではないのです。
「本当は怖いし、逃げたい」
そう感じているならば、次の記事を参考にして下さい。
まとめ
DVをされたい、そんな女性もいらっしゃることにはいらっしゃいます。
ただ、多くの女性は
「暴力は怖い」
と感じます。
そんなとき、逃げ出す方法がないと絶望を感じますよね。
「誰に相談したら…」
そんなふうに迷ったなら、ホットラインや電話占いに相談してください。
最後に、あなたの幸せを祈っております。